山崎壮一建築設計事務所 so1 architect. / コンペ受賞作品・プレゼンテーション of 住宅デザイン 建築設計 ここちよいをデザインする、so1 architect. 山崎壮一建築設計事務所

so1 architect. 山崎壮一建築設計事務所は、すごす人にここちよい空間をデザインします。
光と風のうるおい。やわらぎのデザイン空間。

コンペ受賞作品・デザインプレゼンテーション(集合住宅/商業施設...)

デザインプレゼンテーション

ライフスタイルに合わせた80㎡のリノベーション

【LIVING & DESIGN 2011 すまいのリノベーション】


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子育て世帯が暮らす、庭を楽しむ住空間

くらしに「豊かさ」をもたらすものとして “庭” に着目します。
すまいとともに庭があるとき、草花に親しんだり、時々外でおしゃべりや食事を楽しむことができます。子供たちにとって庭は楽しい遊び場です。部屋の中にいるときは、庭をとおしてやってくる光や風を感じ、ぼーっと外を眺める時間がうまれます。
庭という「オフ」な空間の存在は、日常生活から ふっとはみだすことのできる 場所と時間・心の拠り所 をうみだしてくれます。
だから、戸建ての住宅を計画するとき、私たちはすまいと庭の関係について一生懸命に考え、そのあり方を議論します。時には、庭のあり方から家のカタチを考え直すこともあります。そこには、内外の空間を一体的にとらえようとする視点があるのです。

ところが、マンションの計画になると、急にこの視点を捨ててしまってはいないでしょうか。プランの中でバルコニーは付属的に扱われ、生活空間に積極的な効果をもたらしていません。
このプレゼンテーションでは、マンションのすまいの中に魅力的な「庭」をもちこみ、くらしに “庭のある歓び” を取り戻すこと、を提案します。

北・西・東向きの部屋を提案する→nLDK-G

提案では、マンションで一般的に不利とされる、南以外⇒「北向き・西向き・東向き」の部屋についてすまいのカタチを考察しました。
それぞれ、方位の条件をふまえた 庭のかたち= 外部環境の引込み方 を考え、その庭の魅力を最大限に利用した空間をつくる、という組み立て方をしました。これまで、マンションでないがしろにされてきた外部空間をとりこみ、nLDK に G= 庭/ガーデン をくわえた新しいすまいのカタチを提案します。

コンペ受賞作品

朝日橋欄干デザイン

川口市コンペティション最優秀賞


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「ふるさとの川」としての再生を

■background-01:芝川
芝川は、江戸時代に掘られた農業用の排水路。かつては江戸へ続く船の道でした。しかし、40年ほど前に新たに河川が作られてからは、古い流れは水門で閉じられてしまいました。それが朝日橋のかかる旧芝川です。流れがせき止められ、わずか5.5キロとなった旧芝川は、汚染が進みました。
近年ここ朝日橋付近において「芝川再生プロジェクト」が立ち上げられ、浄化作戦が行われました。人と川との関係を取り戻す一歩が踏み出されたと言えるでしょう。しかし、美しい芝川を取り戻すにはまだまだ長い年月がかかりそうです。
埼玉県と川口市、鳩ヶ谷市では、芝川を両市のシンボルである「ふるさとの川」として再生し、"大人も子供も楽しめる川"、"自然と楽しめる川"、"みんなの誇りとなる川" とするため、5つのゾーンに分け、整備を進めています。朝日橋はちょうど「水と緑のふれあいゾーン」「文化と集いのゾーン」の境目に位置しています。こうした条件をふまえ、本計画により作り出される風景が、川への関心、川との関わりを深めるもの、となるような提案を行います。
■background-02:子供たち
朝日橋付近はマンションが建ち並び、たくさんの子供たちがこの橋を利用します。芝川とのくらしを引き継いでいく子供たち。わかり易いメッセージを込め、子供たちに川や水への関心をもってもらうこと、が本計画のひとつの目的です。

ふるさと川口の鋳物で水の世界を表現

欄干のデザインは、川/水をイメージさせるモチーフ「水滴」「あぶく」「さかな」「波紋」を表現しています。しかし、これらの具体的なイメージを直接描くのではありません。小さな正方形・円形という幾何学の基本単位を規則的に集積していく。その作業の中で浮かび上がる、"現象的な"デザインとなっています。一滴の水が集まって大きな流れ(=模様)をつくる、そのようなイメージです。
橋を歩くと、橋を遠くに眺めると、、、距離や視点によって見えるものが変わります、正方形の集合体がサカナとしてあらわれ、小さなあぶくは大きな波紋に広がります。
「孔」によってつくられた"水の世界"の向こう側には、本当に向き合うべき川と水が見えています。朝日橋で得た体感やイメージが、街の人々、子供たちの記憶として根付き、自然に芝川と向き合うくらしが引き継がれていくことを願っています。

デザインプレゼンテーション

高崎の商業施設

テナントビルのご提案


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楽しさが街へとあふれゆく

高崎の駅前に位置する商業施設(テナントビル)の提案です。

まちの一部・みちの続き、と感じるような開かれた建築をつくります。
敷地は、奥行きの浅い間口の広い土地です。それをさらに薄く半分にさき、奥と手前2つの空間を作りました。奥は構造や計画上のバックヤードも考慮して壁に囲われた空間とします。表半分は床があるだけの本当にオープンな空間。奥の建物から部屋があるいは床が、みちにはみ出してきた、そんな建物です。
人や商品、買い物や食事、楽しいアクティビティは通りにあふれ出し、まちの賑わいに参加します。たくさんのヒト・モノ・コトがならぶ棚=shelfを提案します。

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高崎駅前のランドマークに

特徴のあるデザインは、ランドマークとして街の一部を構成するだけでなく、人の心理にも作用する機能を持たせました。

まちに置かれた大きい「棚」のようなこの建物は、みちからも駅からも楽しむことができます。
高崎駅前のペデストリアンデッキから見たとき、道路側に突き出た床の上に各階の店の様子がうかがえます。中に何があるか判らないと入りにくいテナントビルですが、ここでは一目瞭然です。シースルーのエレベーターもアクセントとなり、駅からもすぐに目に入る建物となります。

道路面はガラスでファサードを形成します。奥の面に質感の良い石やタイルを貼り、落ち着いた雰囲気を演出します。LED照明を屋上の手摺部分に設置して、ビルのサインとなるように計画します。また持ち出し床の上下にLED照明をおき夜景を演出することも可能です。
サインはガラスのファサード裏に設置が可能。一定のルール(配置・大きさ・ランプの種類・色など)を定めてテナント工事とするパターンのほか、ステンレススクリーンをガラスの裏側に設置して共通の看板を設置することも考えられます。また、1階エントランスには各店舗の看板が設置できるスペースを設けています。